楽に 自由に 好きなように*ピアノ生活

目指せ!アダルトチルドレン克服 ”楽”になるための心の研究&ピアノ生活記録 

"好き"の自信

前の【嫌いになるのが怖い

についてもうちょっと考えてみました。

 

前の記事↓

 

 

hikiyose-piano.hatenablog.jp

 

【自分の"好き"が"嫌い"に変わってしまうかもしれないことが怖い】

 は、言い換えれば

【自分の世界が壊れてしまうかもしれないことが怖い】

ってことかもしれないなあと。

 

 

自分の好きなものや、お気に入りなものって

 

『これ素敵♪いいな♪』

と思って、

自分で"好き"という選択を行い、

自分の"好きなもの枠"に入れたもの。

 

自分が"好き"になる前は、

当たり前だけど、

それは、"好き"でも"嫌い"でもなかった。

何とも思っていなかった。

 

 

昔は、"嫌い"だったけど、"好き"に変わったものでも、

 

『嫌いだったけど、気持ちが変わった!

やっぱり素敵♪』

 

と思って、"好き"を選択し直して

"自分の好きなもの枠"に入れる。

 

私だったら、

『ピアノ弾くの楽しい♪』

と思って、ピアノを"好きなもの枠"に入れた。

 

『トイプードル可愛いー!!』

って思って、

犬を"好きなもの枠"に入れた。

 

最初は、なんでも自分の"好きなもの枠"に入れる事から始まるんじゃないかなと思います。

 

それが段々、なくてはならないもの、かけがえのないものになったり、

愛に変わったりするのだろうけど。

 

好きな人も一緒で

『この人素敵♪』

と思って、"好き"を選択して

自分の"好き"の枠に入れる。

 

 

人間って、きっと

生まれ育った家族とか

どんなに好きでも、自分には手が出せない金額のものとか

そういう自分で変えられないものは仕方ないけれど、

 

自分の"好き"なもの、

お気に入りなもので

自分の"世界"を作ろうとするんじゃないかなと思うんです。

 

だって、

服を買いに行って

わざわざ、自分の気に入らないデザインのものは買わない。

 

買った後に気に入らなくなったとしても

その時は、

『いいな♪』って思って

"好き"になったから買う。

 

予算は決まっていても

その範囲の中で自分の好きなものを買う。

 

なんでもそうで、

わざわざ気に入らない髪型にするために

美容院に行かないし、

嫌いな物を食べに行こうなんて思わない。

 

本も、スマホのカバーも、待ち受け画像も。

わざわざ自分の"嫌い"なものを選ぶ人なんて

いないんじゃないかなと思います。

 

誰かと付き合う時だって、

大っ嫌いな人と付き合ったりしない。

 

付き合っていく中で

色々な事がこじれてきたり、依存しあったり、情が出てきたり

 

好きではないけど、別れられない

別れるほどではない

今は我慢しなければいけない状態

 

なんてことはあるけれど、

 

最初は、

自分が選択した"好き"の気持ちからだと思う。

 

色々事情があって、

そうではない人もいるのかもしれないけれど

私はそうでした。

 

そうやって、自分の手の届く範囲は

自分の"好き"だらけになっていく。

それが自分の世界になって、

自分らしさや個性に繋がっていく。

 

そんな風に思います。

 

 

だから、自分の好きなものが嫌いになってしまうということは

その自分の世界が崩壊してしまうということ。

 

それで、怖いんだろうなと思うんです。

 

 

自分の好きなファッションや、ヘアスタイルが

時間と共に変わっていくのは当たり前だけど

 

今はしないけど、

昔は好きだった髪型や服のことを

"嫌い"にはならないですよね。

 

昔の写真を見て、

 

『あー、

この頃はこんな髪型好きだった!

懐かしいな♪

こんな服が流行っていたなあ、

今見ると恥ずかしいな。』

 

とは思っても

 

『昔のこの髪型大っ嫌い!!

この服大っ嫌い!ビリビリに破ってやりたい!』

 

なんてなかなか思わないと思うんです。

その服を着てた時に、すごく嫌な思い出があったからとかは別にして。

 

それに、昔の自分の"好き"なものが

変化して、発展して、

今の自分の"好き"なものになったわけだから

昔の自分の"好き"なものがないと

今の自分の"好き"なものはないと思う。

 

自分の"好き"で自分の世界を作り、

その中に私がいる。

 

だから、自分の"好き"を"嫌い"になってしまうと

それを選択し続けてきた自分を否定することになってしまう。

 

こんなのが好きだった私、

みっともない

かっこ悪い

趣味悪〜い

ダサ〜い

 

って思われたくない。

 

 

でも、誰に?

誰に思われたくないんだろう?

自分に?

 

ていうか一体どんな基準でダサいの?

趣味悪いの?

 

 

要は、私

自分の"好き"の選択に自信がないんだと思います。

 

 

例えば私は、女の子らしくて可愛らしいファッションが好き。

 

色もピンクはもちろん、パステルカラーが好き。

 

だけどある時、

友達とファッションブランドの話をしていて。

 

その子は、ギャル系のファッションや、派手なものが好きで

私とは好きなファッションの系統が違いました。

 

ただ、それだけなんですけどね。

 

私の好きなファッションブランドを言ったとき、

その子の反応が

『何それ、知らな〜〜い!』

ちょっと馬鹿にしたように笑われたんです。

というか、私にはそんな風に感じた。

 

無名なブランドではないし、

今でも雑誌にもよく載っています。

ただ、その子は系統が違って、全然興味がないから知らなかった。

ただそれだけだったと思う。

 

でも、私その時すごく恥ずかしくなっちゃったんです。

 

私ダサいかなー、

趣味悪いのかなー

 

自分の"好き"にすぐに自信をなくしてしまいました。

 

そうなると、

本当の自分の"好き"の気持ちを無視して、

ギャル系の服を買ってみたり、

"好き"でないものを選んでみたりする。

 

 

それに、

私は"普通"であることに

すごく執着がありました。

 

執着があるからなのか?

なかなか私の思う"普通"には辿り着けないんですけどね。

 

いつも、"一般的"普通"とはかけ離れた世界から

必死に"普通"を追いかけてます。笑

 

それは置いといて、

例えば

雑誌で20代のアフター5の使い方なんかが特集組まれてて

『料理教室に通って、自分磨き』

なんてのを見ると

料理大して好きじゃないのに

料理教室通ってみたり。

 

『普通みんな好きっしょ?!めっちゃ楽しいじゃん!』

なんていう”普通”や”みんな”の言葉に弱く、

私は、あのノリがどうにも好きになれないのに

好きなふりしてクラブに行く。

疲れて、寝たいのに

朝まで付き合ってしまう。

 

そして、

『自分の親が好き』

これも当たり前で、普通なことですよね。一般的に。

 

 ”毒親”や”アダルトチルドレン”なんて言葉が出てきたのは

最近で、今も一般的に浸透しているわけではない。

 

親と聞いて、思いつく言葉って

毒親”よりも”親孝行”

 

それが普通で、一般的。

 

だから、大人になって

アダルトチルドレンのことを知るまでは

私も親が好きって思い込もうとしていました。

 

周りのみんなと一緒でいたかったし、

家族が、家が、親が辛いなんて私だけ

私が変なんだと思ってた。

 

 

こんな風に

自分の"好き"さえも

自分の本心よりも、

"普通"であるかどうかや

"他人目線"を気にしてきたんです。

 

でも、いくらそれを気にして

自分の"好き"を”普通”に変えようとしても

それは本当の私の"好き"ではないので

ブレッブレ。

 

しょっちゅう変わる。

他人の意見や考えに

コロコロと自分を合わせる。

 

だけど私も

20代半ばになって、やっと

一周回って、やっぱり自分の"好き"なものを集めてます。

 

何言われようが、女の子らしいファッションが好き。

髪色も髪型も私好みがある。

インテリアも。

食べ物も。

本も。

考え方も。

 

全部、私の"好き"で私の世界を作り直してます。

 

 

でもね、その"好き"にやっぱり自信が無いから

 

ダサいとか趣味悪いとか言われたら

心折れちゃう。(普通言われませんが笑)

 

一般的な意見も気になってしまう。

 

 

 

だから、私の"好き"が"嫌い"になって、

私の"好き"の選択を否定してしまうのが

怖いというか、嫌なんです。

 

自信が無いからこそ意地になってる。

 

”私の世界を絶対に壊さないぞー!”って。

 

自信のある"好き"だったら、

他人の意見ぐらいじゃ、

自分の世界は崩壊しないと思います。

 

私、アイドルやアーティストに夢中になって追っかけられる人ってずっと羨ましかったです。

 

誰の意見でも、入れ知恵でもなく、

自分で見つけた、心から"好き"なものに

心から没頭する。

 

とっても素敵。

羨ましい。

 

そんな私は、ある子と仲良くなりたいがために

その子の好きなアーティストを好きなフリをして

ファンクラブまで入ったことがあります。笑

 

結局、そのアーティストを私も好きになりましたが

入り方が違うよね。

 

そして、

自分が心からの"好き"に自信を持って

世界を作っている人は

その"好き"が"嫌い"に変わったって

自分自身が心から納得していると思うので

自分の世界は崩壊しないと思う。

 

自分の世界から

1つ"好き"が減っただけの話。

 

 

そんな風になりたいな~。

 

 

 

そして、

好きな人に対しての

 

私の気持ちが冷めちゃったらどうしよう〜(´;Д;`)

 

という不安も同じようなもので。

 

 

例えば、

A子のタイプは、おっとりした優しいインドア派な人だとして。

 

だけど、私は

男らしくて、俺についてこい系がタイプです。

 

"他人の目線"や"普通"にとらわれて、

自分の気持ちがブレッブレの私ですが

 

好きな人に関しては

話が違う。

 

いくらA子がそうでも

私は私。

 

私は私が好きになった人にしか

ときめかない。

他人は関係ない。

 

だから、自分の本心の"好き"な気持ちでぶつかっていきます。

 

それがめでたく結ばれたなら

めっちゃ幸せです。

 

だから、幸せの中にただ浸っていればいいのに。

楽しんでればいいのに。

 

私の彼に対する気持ちが冷めてしまったら、

今までの幸せが全部なかったことになりそうで。

 

彼を"好き"になったところからの

私の全ての気持ちが間違いだったと思ってしまいそうで。

 

 

だから、怖いんだなーと。

 

なんとも独りよがりな考えだと思います。

恋愛も夫婦生活も1人じゃできないのにね。

彼の気持ち無視じゃん。

 

いくら"嫌い"になったって、

過去の思い出や、トキメキは消えない。

 

彼と付き合って、辛い思いをしたとしても

"好き"だったときの気持ちや、思い出は

なんも悪くない。

関係ない。

 

"気持ち"は強制も固定もできないのだから

最終的にどうなるかとか将来的にどうなってるのかとか

そんなの分かるわけがない。

 

分かるのは、"今"の自分の気持ちだけ。

そこに自信を持たなければ

何も始まりも終わりもしないんだろうなあと。

 

なんだかこんな自分がバカバカしくなってきたので

変な不安は捨てて、

"今"を存分に感じていこう。

 

私の"今"の気持ちだけが

私の真実。

 

他人も普通も常識も関係ない。

 

 そして、別に私の世界がブレブレでも

移り気でも構わない。

 

私は色んな意見を取り入れられる柔軟さがある。

 

ただそれだけ。

 

色々試して、私のお気に入りが見つかればいい。

そしてそのお気に入りが増えたらいいな。

 

 

 


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